テレビアニメ「牙」製作日誌

  • OP&EDシングル、明日発売ですヨ!

    2006.06.06

    4月から「牙」のオープニング&エンディングテーマとして好評放送中の2曲のCDが、いよいよ明日リリース! 関係者には一足先にサンプル盤が届いたので、もう毎日ヘビーローテーション中です。








    玉置成実さんのニューシングル「Sanctuary」は、超カッコいい「牙」のOPテーマ曲「Sanctuary」のほか、「Happiness」「Double Story」の2曲と、「Sanctuary」のインストバージョンを収録。カップリングの曲も玉置さんらしいカッコいいダンスチューンで、ノリのいいナンバーになってます。




    また、アフロマニアさんのデビューシングル「Very Very」は、聞けば聞くほどクセになる特徴的な「牙」EDテーマ曲「Very Very」と、「DAYS」「泣かないで」の2曲を加えた計3曲収録。3曲目の「泣かないで」は、「Very Very」とはがらっと雰囲気が変わった静かで切ない一曲。また違ったアフロマニアの一面が見られます。




    どちらも、初回版だけの特典つきですので、なくなる前にお店へGO!

    特典などの詳細は http://www.ki-ba.com/ 「DVD&CD」のコーナーで。






    それと、先週末の放送からDVDのCMが流れ始めましたが、見てくれましたか?

    CDもDVDも、どうぞよろしくお願いいたします!






    というわけで、今日はちょっと宣伝しちゃいました。

    たまにはイイでしょ?






    なり@Aniplex

  • よく分かる!?「牙」講座 第3回

    2006.06.02

    すみません、またちょっとサボってしまいました。




    今回は「スピリット・シャード」について。

    その名の通り、スピリットを呼び出すためのシャードで、シャード一個につき一体のスピリットが封じ込められています。まぁ「封じ込められて」いるという言い方が正しいかはよく分かりませんが。






    「スペル・シャード」との見た目上の違いは、




    1)ちょっとでかい。



    これ↑がスピリットシャードです。スペルと比べると、明らかに二周りぐらいでかいですね。イメージ的にはゴルフボールよりちょっとでかいぐらいでしょうか。






    2)ちょっと派手。

    見ての通り、なにやら模様が描かれています。この模様はスピリットによって異なり、シャードを見ればそのシャードで呼び出せるスピリットが分かるんです。








    そして、スピリット・シャードを宙に放り投げたりすると、スピリットを召喚できるというワケですね。

    はい、このように。




    そして、このように。








    シャードの玉からリングが展開し、その中にスピリットが現れる、という段取りになっとります。このリングの模様は、さきほど見たシャードの模様と同じになってます。気付いてました? また、リングが展開するときは、周囲の世界が一時的にモノクロームに変わります。なぜでしょうね。不思議です。






    (余談ですが、前回説明した「シフティング・シャード」にも、展開するリングと同じ模様が描かれています。スペルの一種でありながら、ちょっと特別なシャードだったんですね、シフティング・シャードは。9話で「今用意できるのはこれだけだ」と言っていることからも、ちょっと貴重なシャードだということが分かりますね。余談でした。)






    スピリットを呼び出す時は、特に「レ○ーズ!」とか言わなくても大丈夫です。呪文や合言葉はいりませんので、ただ念じればOKです。とはいえ、ゼッドがまだスピリットを思い通りに出せないように、誰でも簡単に召喚できるわけではありません。

    ロイアが言っていたとおり、シャードキャスターとしてある程度の能力のある人間でないと、スピリットを扱うことはおろか呼び出すこともできないのです。また、強いスピリットや特別なスピリットは、これまたそれなりに力のあるシャードキャスターでなければ思うように扱えません。






    もっとも、それほど強いスピリットでなくても、シャードキャスターとして未熟だと、スピリットも言うことを聞いてくれません。ミッキーがアルマドルを制御できるようになるのはいつなのでしょうか・・・。










    最後に、今日のサービスショット。




    前回、あらゆるメインキャラを差し置いて爺をフィーチャーしてしまったので、今回はゼッド特集で。最初はなんだか親近感のもちにくいキャラに見えたかもしれませんが、回を追うごとに根は決して悪いヤツじゃないよ、ってコトが分かってきましたね。まぁ、仏頂面は相変わらずですが。最終回までには一度ぐらいニッコリ笑って見せてほしいものです。




    ではまた次回!






    なり@Aniplex

  • よく分かる!?「牙」講座 第2回

    2006.05.21

    さて、前回に続いてスペル・シャードの使い方をおさらいしましょう。




    まずは第3話のこちらの画像から。



    ゼッドのシャード・ソードを盾で受けるデュマス。この盾も、スペル・シャードの盾です。だから何にも持ってなかったハズなのにこうして瞬時に防御できるワケですね。

    右の画像は、ヤミ病院で患者を治療するデュマス。シャードの力で怪我や病気の症状を改善することができます。この力は「ヒーリング」と呼ばれます。そのまんまですが。




    続いてこれも第3話から、こちらの場面。



    これはOAではよく意味が分からなかった人も多いのでは?

    壁に向かって小さくシャードを発動していますが、この前の場面では、こそこそ反乱の相談をしているジーモット兵たちが映っていました。デュマスはその模様をこのシャードで盗み聞きしていたんです。そんなこともできるんですね、シャードっていうのは。すごいですね。




    そしてそして、お次はこんな使い方。放送されたばかりの第8話、衝撃のシーンからの一コマです。



    暗がりに浮かび上がるジーモットの幹部・ヒュー。これはもう見ての通り、通信機能。いかにもなホログラムっぽい感じが、悪巧み感をいっそう盛り上げています。陰謀っぽさ満点です。

    そしていよいよジーモットの総攻撃となるわけですが、街の至る所に青い半球状の光がぼっかんぼっかん開いては兵が出てきます。これは時空を転移する「シフティング・シャード」。「牙」の世界では、国同士が別の時空に並行的に存在しているので、別の国に行くには必ず「シフティング」しなくてはなりません。シャードキャスターでなければ基本的には国境を越えられない、みたいなことをセバスチャンが2話で言ってたのを覚えてますでしょうか…?

    スペル・シャードを使わずにシフティングするやり方もあるのですが、それはまたこの先の回で登場した時にでもご説明しましょう。

    あ、最後に一つだけ豆知識です。シフティング・シャードには、他のスペル・シャードとちょっと違うことがあるんです。それは何かと言うと、シフティング・シャードは一度に5個必要、ということ。人間を時空を超えて移動させるわけですから、それだけ力が必要になるってことですね。実際に5個使ってる様子が、次回第9話でも登場しますから、よく見といて下さいね。






    しかし、こうして振り返ってみると、シャード・チャンピオンに上り詰めただけあって、デュマス先生は色んな使い方を駆使していますね。とはいえその使い道がよからぬことではどうしようもありませんが…。

    次回は、いよいよスピリット・シャードについて!お楽しみに。






    今回はちょっと説明文だらけになってしまいましたので、最後にサービスショットをひとつ。



    『ロベス様!なぜ盗みを止めていただけないのですか!!?』

    ということで、ミッキーと並んで現在人気沸騰中(!?)の爺でした。ではまた。




    なり@Aniplex