aniplex

牙オリジナル・サウンドトラックVol.1 吉野裕行さん、水樹奈々さんコメント到着!
12月20日に発売になる、「牙オリジナル・サウンドトラックVol.1」に収録される、 ゼッドとロイアのキャラクターソングのレコーディングスタジオより吉野裕行さん、水樹奈々さんのコメントが到着しました!

ゼッド役 吉野裕行 × ロイア役 水樹奈々
――レコーディングを終えた感想は?

水樹 「2曲を歌わせていただいたんですが、本当にロイアらしい内容で、かわいらしい、元気いっぱいの歌詞になっています。自然となりきって歌えました。12月のサウンドトラックVol.1に収録される曲はアクティブなロイア。かわいさもあり、かっこよさもある曲です。もう一曲はサウンドトラックVol.2に収録される曲なのですが、ミディアムアップでしっとりめの曲。普段は本心をかくして、強気なロイアですけど、本当は健気でやさしい一面のある女の子。そんな姿が描かれた楽曲になっています。」

吉野 「今回サウンドトラックに収録される曲はゼッドというキャラクターがどういう人かよくわかるような歌詞になっているんですけど……まあ、レコーディングについては、僕はみんなに謝っておかないといけない(笑)。」

水樹 「なに言ってるんですかっ(笑)。」

吉野 「いやいや、これから聴く人のために一応言っておかないと。もちろん、がんばってますけどね(笑)。えーと、曲は力強い前向きさを感じる曲になっています。ゼッドがいままでの半年間で成長してきたものが見えるような歌詞になっているのがうれしいですね。最初は「力を求めることで、自分の答えがほしい」という内容なんですが、2番目になると「まわりの人の力で、自分が前に進めた」という感じになっています。そこがゼッドらしいなと思っています。」

――気になる歌詞はありますか?

吉野 「全体的にカッコいい内容なので、どこもかしこもという感じでしょうか。歌詞で「俺のスピリット!」といっちゃってますが、これは「魂」と「スピリット」をかけているんでしょう! うまいなあと思っています。」

水樹 「私も全体を通してロイアだなと思っています。最初は「GO FIGHT GIRL!」って、自分の生きていく意味を探しながら、ひたすらにがんばっている様子が描かれているんですが、2番になると「I'M CUTE GIRL!大好きよ」ととっても彼女らしい部分が出ていて(笑)。ロイアって天然なところがあるじゃないですか。ミッキーと再会したときに「ミッキーってあたしじゃなかったの!?」なんて言っていたし(笑)。やっぱり、異性の視線が気になるお年頃なんで、シャードキャスターとして強く見られたいだけじゃなく、女の子としてもかわいく見られたいという、乙女な気持ちがあふれていて、いいなと思いました。」

――ロイアの曲『Go Smile』には「涙ぜんぶ、ぬぐった」という歌詞がありますけど、実際にそういうときはどうしますか?

水樹 「美味しいものを食べに行きますね。そしてお買い物♪ いつもより財布のヒモがゆるくなってしまうので、そこは気をつけて……(笑)。」

――ゼッドの曲『Wind of Power』には「心地よい風」という歌詞がありますけど、自分の中で印象に残っている「心地よい風」はどんなときですか?

吉野 「台風の前の生暖かい風は「不安とドキドキな風」。チョー思いっきり体を動かしたあとに受ける風は「気持ちいい風」。ひとり寂しくビルの間を歩くときは「キッツイ向かい風」。僕が一番心地いいのは「ただ、いつまでも海を見つめていられる海風」。」

――ゼッドは親友のノアとライバル関係になってしまいますが、どんな心境ですか?

吉野 「ゼッドの気持ちに近いところで言えば、ノアと戦うことは望んじゃいないんです。ノアは勘違いしているから。ちょっと目を覚まさせてやろうかと言いたいところですが、ゼッドは負けたことがありますからね。道は人それぞれのもので、違う道を行くこともあるでしょうけど、ゼッドはノアのことが大切でしょう。「違う」ことは「違う」と言ってやりたいと思います。演じていて思うのは、ゼッドは芯の部分は変わっていないんです。ただ、半年にわたる旅の中でいろいろな部分が成長していて、「違う」という言葉の重みが変わっている。最初は、ただの反発心から「違う」という言葉を使っていたのかもしれない。ただ、いまはさまざまな人たちとともに戦ってきたことで、「違う」という重みのある言葉を発せれるようになったんだと思います。」

――ロイアもヒーリングシャードとしての道を選びましたね。

水樹 「ロイアはゼッドと出会わなければ、この道を選ばなかったと思うんです。ゼッドがこちら側に来たばかりのころは、シャードキャスターとして強くなりたいと思っていたのですが、自分の過去を知ることによって、大人になり、ただゼッドのあとを追うだけの女の子じゃなくなった。自分ができることを、自分の力で見つけ出すことができる女の子になれたというのがうれしいなと思います。それまでは誰かに守られるだけだったけど、自分自身の成長で変化することができた。それが本当にうれしいし、私も応援したくなる部分ですね。」

――これからクライマックスを迎える『牙』の見どころを教えてください。

吉野 「やはり戦争ですね。激しくなる戦争の中で、ゼッドはテンプラーにいますけど、じつはどこの国に属するかは決まっていない。むしろ、どこかの国のために戦うという意識はゼッドにないのかもしれない。それよりも誰かのため、いっしょに戦ってきた仲間のために戦うのだと思います。そうやって義理人情で動かされていくことで、ノアと戦うこともあるだろうし……僕自身も今後が気になりますね。ジーモットやネオトピア……それ以外にも新しい存在が出てきそうな予感もあって、「お母さん!どこにいるんだ!」ってドキドキしています。」

水樹 「ゼッドが最終的にどこに向かっていくのか。真なる敵はどこにいるのか。すごく気になりますね。まだ、謎の部分が多いストーリーなので、私自身も楽しみです。ロイアとしても、大切な人であるゼッドを助けていきたいと思うし、ジーコ様も守っていきたい。彼女もテンプラーの人間として動くのか。ゼッドとともに中立の立場になるのか、そこにも注目しています。」

――最後にファンへメッセージを!

吉野 「水樹奈々はプロです。」

水樹 「ええーっ!? 急に何ですか!?」

吉野 「水樹奈々はすごい!」 

水樹 「ヤメて下さい(笑)。」

吉野 「えーと、元気がないときには僕のことを思い出してください。上には上が、下には下がいます(笑)。歌詞は、明日を信じて生きていこうという内容です。ぜひともみなさんのもとに届けていきたいと思っています。サウンドトラックも、アニメが始まったときから曲調をすごく気に入っていたので、楽しみにしています。そして、最後にやっぱり、プロはすごい! 水樹奈々はすごいですよ。」

水樹 「何を言ってるんですかっ(笑)。私も吉野さんの歌を楽しみにしていますよ。」

吉野 「そんな! 自分の曲のことをいって!」

水樹 「いまアニメ本編ではすごくシリアスなシーンが続いていますが、この曲を聴くとテンプラーの平穏な時代に戻れるような、ホッとできる楽曲になっています。、ぜひいっしょにウキウキしてもらえるとうれしいです。そしてもちろん、吉野さんのカッコいい歌も楽しみにしてください!」

吉野 「うわー、まいったなー!こりゃ!」

 
 
◆ Site Top ▲ Page Top