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「東京国際アニメフェア2006」一般公開日の3月25日、
メインステージで「牙」のステージイベントが行われました!
まずステージに登場したのは、「牙」プロジェクトの中心的役割を果たすメンバーたち。監督を務める神志那弘志氏、メインキャラクターデザインを担当する吉松孝博氏、アニプレックス代表取締役の竹内成和氏、カードゲームを手がけるザ・アッパーデックカンパニーCEOのリチャード・マクウィリアム氏、そしてアニメーション制作スタジオ・マッドハウスのアレックス・イエ氏が、作品・プロジェクトに懸ける熱意を会場に伝えるべくトークを展開しました。


あさりどさん(左より堀口さん、川本さん)

神志那弘志さん
吉松孝博さん

竹内成和さん

リチャード マクウィリアムさん

アレックス イエさん
 まずは神志那監督から、「牙」の見どころについて。
監督によると、この作品は「15歳の少年の成長物語で、ポイントはバトルとドラマ。精霊を召還して自らも戦う戦闘シーンと、15歳の思春期を迎えた少年が世界に出て、大人になっていく上でのさまざまな人間ドラマを、複雑な人間関係と舞台設定で描いていきます」とのこと。

 つづいて吉松氏からは、キャラクターの簡単な紹介。
「ゼッドは一匹狼。ノアはゼッドの親友でよき理解者。でも位置づけはライバルキャラだったりします。ロイアはヒロインキャラで、松浦亜弥さんをイメージして描き、レベッカは悲劇のヒロイン、お姫様を描きました」(吉松氏)  

 アニプレックス竹内氏からは、「構成が緻密につくられていることと、カードゲーム等の展開を行っていくうえで広く認知してもらうために、(放送の)期間を1年としました。また、子どもはもちろん大人も楽しめる内容で、日曜日の朝8時半は、ちょうど家族が目覚めてテレビをつける時間。休日の朝を家族そろってこの作品とともに過ごす時間にしていただけたら幸いです」と、作品の戦略と位置づけが語られました。

  また、カードゲーム展開に関しては世界でも第一人者のマクウィリアム氏は、「この『牙』も、もちろん全世界でのカードゲーム展開を視野に入れた作品と位置づけています!」と意気込みを語ってくれました。  そして最後に、アニメーションの制作を担当するマッドハウスのイエ氏が「全身全霊をかけてアニメーション制作をしております!ご期待に沿える作品に仕上がってますので是非1年間楽しんで下さい」と会場に呼びかけました。

 そんな期待多き一作「牙」。さっそくその中身を見て頂こうということで、ここで第1話のプロモーション映像を上映。数分間の短い映像ながら、会場からは拍手が沸き、作品への皆さんの高い期待感が伝わってきました。
続いて、会場からの熱い声援に包まれながら、キャストを代表してステージ上に登場したのは、吉野裕行さん、堀江一眞さん、井上麻里奈さんの3人。

ゼッド役:吉野裕行さん

ノア役:堀江一眞さん

レベッカ役:井上麻里奈さん

  まず、さきほど上映された第1話のプロモーション映像について「完成した映像を初めて見ました。とても迫力のある映像でカッコ良かったです」と語ったのは、レベッカ役の井上さん。つづいて、主人公のゼッドを演じる吉野さんから「アフレコスタジオは緊張感に包まれていますね」と、収録の様子が紹介されました。
  また、ノア役の堀江さんは「自分と似ているところがあるのを感じていたので、基本は素のままで、そして演出のもとノアらしさを丁寧に表現しました。音響監督さんからは「元気すぎるよ」と言われ、自分自身が肺炎にかかった経験を思い出して役づくりしました」と演技の裏話を紹介。一方、吉野さんはゼッドを演じるにあたって、「素行の悪い感じで言葉数も少なく、機嫌が悪そうな感じを出しています」とのこと。「話の内容がシリアスで、演じる側もいい緊張感で収録しています」(井上さん)ということなので、放送では迫力の映像と緊張感あふれる演技にも注目です。


 「レベッカはまだ登場はしないんですけれども、強調しておきたいところは"元王女"ということです。気位の高いところを表現できたらと思います。」と井上さんが意気込みを語ると、吉野さんも「ご覧いただいた映像の通りにクオリティの高い作品で、1年間と長いスパン続く作品ですので、いろいろな展開も期待していてほしいなと思っています。キャストもベテランから若手まで幅広くいい雰囲気で収録しています。そんな意味でもきっと素晴らしい内容になっていくと思います」と力強くコメントしてくれました。



そしてステージのラストには、玉置成実さんが登場。「牙」のオープニングテーマ「Sanctuary」と、発売されたばかりの新曲「Sunrize」を熱唱してくれました。「『牙』のテーマソングとして今回皆さんに披露できたことを嬉しく思います。また今年、『牙』イベントが初めてのステージだったので、感動しています。これからも頑張っていきたいと思います」と語ってくれた玉置さんのカッコ良く力強いパフォーマンスに会場のテンションも最高潮に達し、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。



イベント終了後の皆さんのコメント



――イベントを終えての感想をお願いします

玉置成実さん
これから始まるアニメに皆さんの高い興味と関心の感じられたステージだったと思います。皆さんの盛り上がりがうれしかったし、今年初めて立てたステージに感謝の気持ちでいっぱいです。

吉野裕行さん
すっごい人がいっぱいで、感謝してます。皆さんの高い期待を感じましたし、それに応えるだけのものを持って帰ってもらえたのかなと思いました。思い出に残るイベントでした。

堀江一眞さん
とても大きな会場に、ものすごい人の歓声、その迫力に圧倒されました。
それにも増して、ステージでは吉野さんのファンの方の声援に圧倒されました(笑)。
皆さんが作品に対して凄く興味を持ってくださっているのがとても良く伝わりました。僕自身も今からオンエアが非常に楽しみです。初イベントとても楽しかったです。

井上麻里奈さん
たくさんのお客さんに来ていただいて、改めて『牙』と言う作品の大きさ、皆さんの大きな期待を実感しました。皆さんの作品へのご期待に、私も添えるように、よりよい演技をしていきたいなと思いました。

――オープニングテーマに決まったときのお気持ち、歌に込めた想いをお聞かせください。

玉置成実さん
私自身、アニメが好きなので嬉しかったことと、アニメの世界と楽曲の世界をリンクさせていくことを第一に考えました。オープニングなので、最初に皆さんの気持ちをどう掴んでいくかを強く意識しました。作品に負けないように頑張りたいと思います。
歌は夢に向かう途中の葛藤、そしてバトル。それらを繰り返しながら得られるもの。そんな部分を歌に込めました。挫折をしてもまだ立ち向かっていく強さを歌詞、そして楽曲から感じていただけるように想いを込めました。

――オンエアに向けての意気込みメッセージをお願いします。

吉野裕行さん
きっと素晴らしい作品になっていくと思います。ので皆さんご期待ください。そんな気持ちを込めて、見ろーーーーーーっ!!! という気持ちでいっぱいです(笑)。

堀江一眞さん
今回のイベントで初めて皆さんの生の反響を肌で実感できて、貴重な経験でした。今回の大きな反響を受けて、今後は更に高いモチベーションを持ってノアを演じていければと思っています。全身全霊を懸けて、死なない程度に死ぬ気で頑張りたい、そんな気持ちでいっぱいです。

井上麻里奈さん
映像も綺麗で音楽にも力が入っていて、見どころ満載の内容。カードゲームをはじめ多くの展開でも注目を多く集める一作になっていると思います。私にとってレベッカは新しいタイプの役、自分自身この作品を通して役者としてステップアップしていきたいと思います。牙を大いに盛り上げていきましょう。

玉置成実さん
今までにないスケールのアニメになっていると思います。作品に入り込んで一緒にアニメの世界を体感していきましょう!よろしくお願いします。

イベントも大いに盛り上がった『牙』は、いよいよ4月2日放送スタート!!
毎週日曜・朝8時30分からは、『牙』をお見逃しなく!!


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